書評

マリアビートル

小説のレビューをネタバレなしでします。

今回は「マリアビートル」著 伊坂幸太郎 です。

見どころ

狭い車内でいろいろな人たちが狙ったり狙われたりして

(周りの乗客たちにバレないように)事件が起こります。

ここがやっぱり本書の面白いところですね。

移動中の新幹線の中という密室的な状況で

殺人事件が次々と起こる。

こんなこと車内でやっていいの?

とハラハラさせられるようなシーンがが多数。

座席で格闘したりデッキスペースで銃を撃ったり。

新幹線の中で鬼ごっこしてるみたい笑

子供の頃電車の中やデパートで鬼ごっこして

大人に怒られたあれですね。

あれを殺し屋同士がやっているような感じです。

あらすじ

ーーー酒びたりの元殺し屋、

表向きは優等生だが中身は悪魔の中学生、

腕利きのコンビ、気弱な殺し屋。

疾走する東北新幹線の車内で

狙うものと狙われるものが交錯する(本書裏表紙より)。ーーー

大雑把にいうと

1台の新幹線の中で一つのトランクを巡って

追いかけっこが始まります。

しかしそれを1人の中学生が撹乱するため

予測のつかない展開になります。

その鬼ごっこの様子を各登場人物の視点から描いています。

印象に残った登場人物

七尾

個人的に一番好きだったキャラです。

うだつが上がらなそうに見えて実は凄腕の殺し屋。

このギャップがたまらないんですよねー。

特に追い詰められると尋常じゃないまでの

頭のキレと素早さを見せるところはカッコいいですねー。

高い戦闘能力を隠して反撃する時だけ

それを開放する某サイヤ人みたい笑

王子

個人的に一番嫌いだったキャラです。

もうこいつは本当に中学生か?と。

あまりの陰険さと大人びた感じに読んでいてイラっとしました。

まあでも最後は、、、

あれはご想像にお任せしますってやつですね。

伊坂幸太郎さん作「グラスホッパー」の続編で、

共通する登場人物も出ています。

と言っても自分はグラスホッパーを

読んでいないのでその辺は詳しくないです。

さいごに

伊坂幸太郎さんの作品は今作が初めてです。

こう言った事件が1台の電車の中で起きるという発想がすごいと思いました。

乗客にバレないよう時間と空間を上手く使って闘うあたりが上手いなあと。

詳細情報

タイトル:マリアビートル
作者:伊坂幸太郎
ページ数:591ページ
出版社:KADOKAWA
発売日:2013年9月25日

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